能力判定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 00:23 UTC 版)
「ISO/IEC 15504」の記事における「能力判定」の解説
ソフトウェア開発のアウトソーシングを検討している組織は業者の能力をよく知る必要がある。ISO/IEC 15504 は業者選定に使うこともできる。ISO/IEC 15504 は業者を診断するための枠組みを提供し、それを使ってその組織自身が診断することもあれば、第三者の診断員が診断することもある。 組織は必要性に応じて業者の「能力目標」を設定し、それに照らして業者の診断を行う。これは、費用対効果(コストパフォーマンス)を求める組織では重要である。また、業者側にとっても自分たちの能力と顧客の求める能力のギャップを知るよい機会でもある。能力判定の価値を高める手法として Practical Process Profiles があり、目標設定時にリスクを考慮する。リスクとプロセスの結合は能動的なリスク削減による改良を促進し、それによって問題発生の可能性を削減する。 業者の診断に関しては、TRのpart8で記述していた。国際規格版のPart4に若干の記述があるにとどまっている。
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