聖化・神化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 10:15 UTC 版)
聖イエス会は「キリスト者はキリストのごとく」「教会は使徒行伝のごとく」を標語とし、神の御名によるキリストの内住体験に起因する聖化・神化を強調している。大槻は自らの生涯を通じた愛読書として『霊の賛歌』(十字架の聖ヨハネ著)『キリストにならいて』(トマス・ア・ケンピス著)『聖フランシスコの小さき花』(フランシスコ会修道士著)などを挙げているが、カトリック教会の聖人たちの生涯や著作物は、キリストの謙遜と従順を学ぶための手本として、重要視されている。また東方教会や神秘主義の神学の中にみられる、人間が創造主の似姿を回復し、神の性質の一部に与るいわゆる神化の神学を尊び、これを人間救済の究極的な姿としている。
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