羽塚駅とは? わかりやすく解説

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羽塚駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 06:38 UTC 版)

羽塚駅
西尾鉄道時代の羽塚駅(1916年)
はつか
HATSUKA
住崎 (1.1 km)
(1.0 km) 平坂口
所在地 愛知県西尾市
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 西尾線(平坂支線)
キロ程 3.9 km(西尾起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1914年大正4年)10月30日
廃止年月日 1960年昭和35年)3月27日
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羽塚駅(はつかえき)は、かつて愛知県西尾市にあった、名古屋鉄道平坂支線

歴史

  • 1914年(大正3年)10月30日 - 西尾鉄道が西尾 - 平坂臨港間を開業させた際に開業。
  • 1926年(大正15年)12月1日 - 愛知電気鉄道が西尾鉄道を合併。西尾 - 港前は西尾線となる。
  • 1935年(昭和10年)8月1日 - 合併により名古屋鉄道の駅となる。西尾線から分離され平坂線となる。
  • 1944年(昭和19年) - 営業休止[注釈 1]
  • 1952年(昭和27年)10月1日 - 営業再開(1948年の路線改称により平坂支線の駅となる)。再開時より無人駅[1]
  • 1960年(昭和35年)3月27日 - 平坂支線の廃止とともに廃駅。

利用状況

『愛知県統計書』によると、年間乗降人員および荷物取扱量は以下の通りである。

年度 乗車人員(人) 降車人員(人) 発送貨物 到着貨物 出典
小手荷物( 貨物( 小手荷物(斤) 貨物(噸)
1914年度 152 197 [2]
1915年度 550 972 [3]
1916年度 613 1,137 [4]
1917年度 790 1,220 [5]
1918年度 945 1,409 [6]
1919年度 1,395 2,149 [7]
1920年度 1,815 2,007 [8]
1921年度 1,550 2,061 [9]

跡地

路線跡は整備され愛知県道43号岡崎碧南線となっており、当駅跡地も道路の一部となり痕跡はない。駅のおおよその位置は、県道43号「羽塚本郷」交差点付近とされる。

隣の駅

名古屋鉄道
西尾線(平坂支線)
住崎駅 - 羽塚駅 - 平坂口駅

脚注

注釈

  1. ^ 軍需工場工員輸送のため、住崎駅が羽塚駅側に約400m移転した影響もあるという。

出典

  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、884頁。 
  2. ^ 『愛知県統計書. 大正3年』軽便鉄道ノ四軽便鉄道ノ六(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 『愛知県統計書. 大正4年』軽便鉄道ノ四軽便鉄道ノ六(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 『愛知県統計書. 大正5年』軽便鉄道ノ四軽便鉄道ノ六(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ 愛知県統計書. 大正6年』、(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 愛知県統計書. 大正7年』、(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 愛知県統計書. 大正8年 第1編』、(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 愛知県統計書. 大正9年 第1編』、(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 愛知県統計書. 大正10年 第1編』、(国立国会図書館デジタルコレクション)

参考文献

名鉄の廃線を歩く 徳田耕一編著 ISBN 4-533-03923-5

関連項目

座標: 北緯34度51分39秒 東経137度01分49秒 / 北緯34.8608311度 東経137.0302803度 / 34.8608311; 137.0302803




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