羅虎城(ら こじょう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 06:56 UTC 版)
関東軍に叛旗を翻し死んだとされる抗日の英雄であり伝説の将軍。その小柄の体格で目立たない(眼に入らない)ことから、神出鬼没で捕まることが無かったとされる。ただ本人は小柄であることを相当に気にしており、烈山と逆のコンプレックスを抱いている。恐ろしく響く声を出すことができ、それを見た烈山をして「(小柄であるはずなのに)大きく見える」と驚かせた。この大声のハッタリと巧みな話術の併用で人心を惹きつけることに長けたペテン師。抗日の英雄という表の顔とは対照的に欲深い本心を持っており、かつて満州で関東軍に追い詰められていた時は国民党の将軍でありながら、敵対する共産党と通じてソ連ルートで脱出した。髭が刺客を察知できるほど敏感。拳志郎の「雷暴神脚」を上回るほどの軽功術を使うが、犬並みの嗅覚で簡単に捕まり、拳志郎に本名を口にすると死んでしまう術をかけられ、最終的にはうっかり本名を口にして破裂死する。
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