羅やなまけごころを大事にすとは? わかりやすく解説

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羅やなまけごころを大事にす

作 者
季 語
羅 
季 節
夏 
出 典
景 
前 書
 
評 言
恩師有冨光英晩年平成十一年)の作品最後句集となった景」の最終頁一句である。「俳句抒情詩」を標榜し結社「白」創立して象徴性ある俳句」を追求し続けた師は、自句自解の文で「なまけごころ」を文字通りの「怠け」と読んだ人は批判的であり、一心象の「ゆとり」と解した人と二分した述べ両者を共に受け入れながら、「自分はなまけごころも平常心中に秘めて置きたい」と本音洩らしている。
お付き合いは約三十年に及んだが、私が直接指導受けた晩年数年もどかしい弟子思われていたに違いないその間肝に銘じたのは「自分の心の動き詠め」という簡単で至難な教えだった。「平常心中に秘めて置きたいなまけごころ」という文に接した時、「大事に」とはまさにこのことだと、今は亡き師の言葉思いおこした次第。(加藤 光樹
 
評 者
 
備 考
 



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