編入学と類似する概念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 02:48 UTC 版)
編入学と類似する概念としては、ある学校に在籍している人がそのまま別の学校に学籍が移動する転学(てんがく)や、学校内で学籍が移動する転籍(てんせき)、同一学校内で学部・学科が移動する転部(てんぶ)・転科(てんか)などがある。(なお、転学による入学は、転入学(てんにゅうがく)とも呼ばれている。) 一般的に日本では、校種が同一の学校間を移るときには転学の手続きが必要であり、校種が異なる学校間を移るときには退学および編入学の2つの手続きが必要である。なお、例えば、外国の現地学校に通っていた人が帰国して日本の学校に通うときなどは、退学および編入学の手続きが必要である。(ただし、校種が同一の学校間を移るときに、退学および編入学の手続きを行うこともできる。) 「転入学」は編入学と似た言葉のため一般の人には混同されている場合も多いが、教育行政用語としては全く別な意味の言葉である。転入学とは、国内の同種の学校間を1日も間を空けずに異動することである。国内の同種の学校であっても1日でも間が空く場合は、前の学校を退学し、新しい学校に編入学したことになる(転入学ではない)。転入学の場合は学校間での転出・転入の手続きになるが、編入学の場合は当事者が個人で手続きを行うのが一般的である。
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