編プロ・出版社との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/27 03:09 UTC 版)
「著作権エージェント」の記事における「編プロ・出版社との違い」の解説
編集者(編集プロダクション)との違いは、代理人は交渉や著作権の管理、広報活動であり、著作物の内容には立ち入らない。編集が必要な場合は編集者や編プロを手配する。 出版社との違いは、代理人は編プロや装丁家を紹介することはあっても、自ら雇ったり出版することはない(報酬や費用は出版社か著者が支払う)。しかし契約者を増やすため、既存作家との契約維持だけでなく、新人の発掘(新人賞の創設など)をする点は共通している。欧米では本の見本市に代理人や事務所がブースを設けるなどして若手の発掘を行っている。エルサレム国際ブックフェアでは若手作家と代理人が交流するプログラムが設けられている。ボローニャ国際児童図書展では参加した代理人により商談が行われる。 フリーランスの場合は自由に業務範囲を決められるため、椎名ゆかりのように翻訳まで手がける代理人も存在する。 編集者が立ち上げた著作権エージェンシーなどは、編集能力を生かして出版社から編集作業を請け負うこともある。
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