緑駅 - 川湯温泉駅間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 08:07 UTC 版)
オホーツク・釧路両管内の境界で野上峠越えとなる当該区間は全線直通の5往復のみとなる。急勾配 (25 ‰)・急曲線(最急曲線は半径300 m)・多雪区間であるため、基本的にキハ54形が単行で限定運用され、ダイヤもキハ54形の性能に沿って設定されている。 4月下旬から10月31日までと12月1日から3月31日までは、緑駅 - 摩周駅間に臨時列車が設定され、網走駅 - 緑駅間と摩周駅 - 釧路駅間の両区間列車をつなぐ形で網走駅 - 釧路駅間全線を運行していた。この列車には摩周(釧路)発は2010年(平成22年)の運行より、緑(網走)発は2011年(平成23年)7月1日より「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」の愛称が命名された。摩周駅と川湯温泉駅の停車時間に足湯が利用できるほか、周辺施設で利用できる割引クーポンが配布される。冬期の運行は2011年より開始されており、摩周(釧路)発の一部期間は運行時刻を変更の上で愛称が付されない。この網走駅 - 緑駅間と摩周駅 - 釧路駅間の区間列車は緑駅 - 摩周駅間の臨時運転区間を含め、2016年(平成28年)3月26日のダイヤ改正で網走駅 - 釧路駅間を通年で直通する列車となった。 摩周&川湯温泉足湯めぐり号(2010年5月 摩周駅)
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