網野菊尾崎一雄小津安二郎
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「志賀直哉」の記事における「網野菊尾崎一雄小津安二郎」の解説
志賀文学のファンだった。日中戦争に従軍した際、岩波文庫版の『暗夜行路』を読み感銘を受ける。戦後、雑誌『映画春秋』の座談会で直哉と知り合う。映画『月は上りぬ』(監督:田中絹代)のシナリオを執筆した際には直哉からアドバイスを受けてその一部を書き直す。その後も親交は続き、里見弴も含めた3人で旅行をすることもあった。笠智衆によると小津は直哉に「心酔」しており、「志賀先生の前に出ると、子ネコみたいに」なっていたという。里見弴も、小津は「志賀の前ではコチコチになって」いたと語っている。
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