統合芸術プログラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 14:10 UTC 版)
「ネブラスカ州会議事堂」の記事における「統合芸術プログラム」の解説
グッドヒューはニューヨークの彫刻家リー・ローリーおよび壁画家ヒルドレス・メイヤーを雇い、ネブラスカ州会議事堂の内外装の装飾を担当させた。ローリーは外装の浮き彫りの壁タイルと扶壁、および内装の柱頭、扉、暖炉周辺を、メイヤーは床の大理石のモザイクタイルおよびヴォールトのセラミックタイルをそれぞれ担当した。 1922年1月20日、議事堂委員会はグッドヒューに、議事堂庁舎に刻まれる碑文を決めるために、ネブラスカ大学リンカーン校哲学部のハートリー・バー・アレクサンダー博士に相談するよう求めた。碑文に加えて、外装の彫刻のテーマについても、アレクサンダーはグッドヒューおよびローリーと協働するようになった。1924年にグッドヒューが死去すると、アレクサンダーはこれから造られる部分が、既に確立した計画との一貫性がなくなるのではないかと危惧した。そこでアレクサンダーは1926年7月、すべてを包含する主題プログラム Nebraska State Capitol: Synopsis of Decorations and Inscriptions (ネブラスカ州会議事堂: 装飾および碑文の概要)を記した。アレクサンダーによるこの概要は、その後造られた内外装の装飾のガイドとしての役目を果たし、アレクサンダーは主題コンサルタントという肩書きを得ることになった。
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