終焉と継承団体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 04:14 UTC 版)
「AMI (非政府組織)」の記事における「終焉と継承団体」の解説
2009年の活動を最後に長らく活動停止状態となっていた。この様な状況に陥った原因について、AMIの元理事であった鎌やんの見解によると、基本的に活動がボランティアによって支えられているため、慢性的な人手不足や人材の疲弊などによって状況に対応できなくなってしまった、とされている。またAMIでロビイングを担当したムラクモは、AMIがボランティア活動として始まったために、団体の活動が増大しメンバーの金銭的・労力的負担が増えても、満足に手当てができず、メンバーは活動のために仕事をする時間まで削られ、生活苦に追いやられてしまったこと。そしてその結果、最盛期には40人前後いたメンバーが、末期には10人未満に減少した、と述べている。こうなった理由として、当時は出版業界や同人誌業界、漫画家などが表現規制問題に対して当事者意識を持っておらず、表現規制問題での政治的対応を、AMIが過剰に背負わされていた状況があったと指摘している。 2012年6月25日に同団体のHPのトップページで、正式に2012年中の解散が宣言された。現在その活動は「コンテンツ文化研究会」や「NPO『うぐいすリボン』」、「エンターテイメント表現の自由の会」に継承されている。
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