細川亀市とは? わかりやすく解説

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細川亀市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/21 04:13 UTC 版)

細川 亀市(ほそかわ かめいち、1905年明治38年)3月2日 - 1962年昭和37年)4月5日)は日本の法学者歴史学者。元法政大学教授、元専修大学教授。専門は法制史社会経済史

略歴

1905年(明治38年)3月2日、香川県三豊郡麻村(現三豊市)に生まれる。1927年(昭和3年)に法政大学を卒業する。

1933年(昭和8年)から法政大学で法制史を講義し、1936年(昭和11年)に教授に就任する。1945年(昭和20年)、『日本制史論』で法学博士(法政大学)を取得する[1]

1947年(昭和22年)に公職追放されるが、1951年(昭和26年)に解除され、1955年(昭和30年)、専修大学教授に就任する。

1962年(昭和37年)4月5日に死去、57歳。

著書

  • 『明治初年の一向一揆』(和同社、1929)
  • 『日本寺院經濟史論 中世寺領の研究』(啓明社、1930)
  • 『日本原始共産体の研究』(白揚社、1931)
  • 『農奴社会史考』(白東社、1932)
  • 『日本寺領庄園経済史』(白揚社、1932)
  • 『日本上代仏教の社会経済』(白揚社、1932)
  • 『日本佛敎経済史論考』(白東社、1933)
  • 『日本中世寺院法總論』(大岡山書店、1933)
  • 『寺領庄園の研究』(東方書院、1934)
  • 『上代貨幣経済史』(森山書店、1934)
  • 『日本経済史の諸問題』(叢文閣、1935)
  • 『寺社領庄園制度史』(東学社、1936)
  • 『日本固有法研究』(南郊社、1936)
  • 『日本政治史』(南郊社、1937)
  • 『隣保制度史』(白揚社、1939)
  • 『日本固有法の展開』(巌松堂、1939)
  • 『日本法制史要講』(時潮社、1941)
  • 『鎌倉幕府と江戸幕府』(日本放送出版協会、1941)
  • 『近代日本外交史研究』(時潮社、1942)
  • 『日本法制史大綱』(時潮社、1943)
  • 『日本法理叢書 第20輯・第21輯・第22輯』(日本法理研究会、1943)
  • 『日本固有法の精神』(大日本雄弁会講談社、1943)
  • 『日本法の制度と精神-史的研究』(青葉書房、1944)
  • 『日本近代法制史』(有斐閣、1961)

参考文献

注釈

  1. ^ 日本獄制史論

関連論文




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