純正律を可能とする楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 14:45 UTC 版)
日本の楽器メーカーであるヤマハでは、学校における合奏および合唱の指導において、特にロングトーン(持続音)のハーモニーの改善を目的とした、ハーモニーディレクターおよびハーモニーキーボードという名称の電子キーボードを供給している。これらの製品では主キーの長調と短調を選択して、その三和音を平均律と純正律に近いチューニングに分けて、発音させることができるようになっている。またローランドでもシンセサイザーの一部製品(XPシリーズ、RSシリーズなど)において、平均律をセント単位で補正することで、純正律に近いチューニングを可能としている。 なおヤマハ、ローランドとも電子ピアノと電子オルガンの高級製品においては、純正律(あるいは平均律以外の古典的な音律)の選択が標準的に装備されている。
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