紀元前1900年代
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「紀元前19世紀」の記事における「紀元前1900年代」の解説
紀元前1900-1800年頃アナトリアのカニシュ(ネサ(現キュルテペ))にアッシリア系商人のカールム(商業地域)が設置される。アッシリア語で書かれた経済文書(「カッパドキア文書・キュルテペ文書」)が多数出土し、銅の交易が盛んであった。 ミノア文明は古宮殿時代(MMIB期)で轆轤を用いたカマレス土器が出現する。 紀元前1900年頃アナトリアにインド・ヨーロッパ語族のヒッタイト人が定着する。先住民の非インド・ヨーロッパ語族のハッティ人と交流を持ったか。 インダス文明統合期(ハラッパー文化IIIC期)が終わる。インダス文明の諸都市が放棄され、ポスト・ハラッパー文化期に移行する。 古代エジプトの悲嘆文学を代表する『生活に疲れた者の魂との対話』が書かれる。
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