系外銀河の存在の実証・分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 23:14 UTC 版)
「エドウィン・ハッブル」の記事における「系外銀河の存在の実証・分類」の解説
ハッブルがウィルソン山天文台職員となった1919年にはちょうど100インチフッカー望遠鏡が完成している。これは当時世界最大の望遠鏡であった。1923年から1924年にかけてハッブルがこのフッカー望遠鏡で行なった観測によって、それまで小さな望遠鏡での観測に基づき銀河系内の天体ではないかと考えられていた「星雲 (nebula)」の中に、銀河系の外にある銀河が含まれていることがはっきりした。ハッブルはこの発見を1924年12月30日の論文で発表している。 ハッブルはまた、銀河をその組成や距離、形状、大きさ、光度などでグループ分けする分類法を考案した。この銀河の形態分類はハッブル分類と呼ばれて現在でも使われている。
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