精神症状を有する場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 07:25 UTC 版)
「抗てんかん薬」の記事における「精神症状を有する場合」の解説
GABA作動性薬剤(バルビツール酸系、ベンゾジアゼピン系、バルプロ酸、ゾニサミド、ガバペンチン、トピラマート)は抗不安作用や躁状態抑制効果があり、グルタミン酸系抑制効果のある薬剤(ゾニサミド、ラモトリギンやレベチラセタム)は抗抑うつ作用や不安誘発作用があると考えられている。発作に関連した一過性の行動障害(発作周辺精神症状)は適切な発作抑制後、情緒安定化作用のあるバルプロ酸、カルバマゼピン、ラモトリギンの使用が考慮される。行動障害が発作と関連しない場合は精神障害の一般的な治療に準じる。そのほか、抗てんかん薬によって誘発される精神病反応の報告もある。
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