筐体の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 08:57 UTC 版)
デラックス筐体 円筒状の筐体を上下二段に重ねた形状になっており、上段がプレイ用にコクピット状になっている。プレイヤーは筐体上部の座席に座ってプレイする、筐体はプレイヤーのステアリング操作に合わせて機械駆動で左右に最大180度回転する。また縁石に乗り上げると筐体が傾く仕様となっている。この他に業界初の反力機構付きのキックバック・ステアリングが搭載されている。 開発当初は左右360度に回転する仕様だったが、テストプレイであまりにも回転が激しくゲームにならないため180度に抑えられた。またフロントパネルに本物のタコメーターを取り付ける案もあったが、コストの関係で没になった。 通常筐体 プレイヤーのステアリング操作によってプレイヤー自身の力、つまり人力で筐体を左右旋回させる構造となっている。そのためステアリング操作は重く、それを補正するためかステアリングホイールはまるで遊園地のティーカップのように水平に近いポジションとなっている。プレイヤーは半ば「踏ん張る」ような姿勢でプレイすることになるため、アクセルとブレーキのペダルは床面からほぼ垂直にせり出したポジションとし、そのような姿勢でのペダル操作を可能とさせている。
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