第7巻の欠落とは? わかりやすく解説

第7巻の欠落

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 14:33 UTC 版)

ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1568年)」の記事における「第7巻の欠落」の解説

1557年9月6日版では、百詩篇第7巻42番で終わっていた。1568年版では、上で見たように残り43番から100番補完されないまま、第二部追加されている。このことは現在でも大きな論点一つになっているミシェル・ショマラパリ12大学助教授ブリューノ・プテ=ジラールは、別人ノストラダムス死後第二部付け足したために、この様不整合起こってしまったと考えている。第二部本物考えピエール・ブランダムールも、この不整合については理由未詳としていた。他方で、ピーター・ラメジャラーのように、出版業者都合生じたものにすぎないとする者もいる。 ともあれ、この58篇の欠落は、後世偽作余地与えることになった17世紀には、7巻の43番、44番と称するものが複数現れた。トロワ出現した43番、リヨン出現した43番、44番、フロンドの乱最中現れとされる42番、43番(後述)などである。 また、17世紀現れ六行詩集が全58篇なのも、7巻の欠落意識したものと見なされている。

※この「第7巻の欠落」の解説は、「ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1568年)」の解説の一部です。
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