出版業者
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「ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1555年)」の記事における「出版業者」の解説
出版業者はタイトルページにあるとおり、リヨンのマセ・ボノムである。彼はリヨンで長らく出版業を手がけ(1535年 - 1540年、1542年 - 1569年)、アヴィニョンやヴィエンヌでも出版業を営んだことがあった。しかし、その長いキャリアのなかでノストラダムスの本はこれ1冊しか手がけなかったようである。
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出版業者
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「ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1557年)」の記事における「出版業者」の解説
1557年版を出版したアントワーヌ・デュ・ローヌは、確認されている範囲では1545年から1562年までリヨンで出版業を営んでいた。 ノストラダムスは1553年11月に自分の原稿をいい加減な形で出版した業者を提訴し、出版権を取り上げ、「リズロ」というあだ名を持つアントワーヌ・デュ・ロワイエ(Antoine du Royer)という人物に出版を任せている。この「アントワーヌ・デュ・ロワイエ」は、デュ・ローヌの誤記とされる。これが事実なら、ノストラダムスが著作を発表し始めた時期に、既に接点があったことになる。 その後、1557年と1558年にはノストラダムスが自由訳した著書『ガレノスの釈義』も出版している。ここでも、書斎から星を眺めるノストラダムスの木版画が使われているが、これを最初に使っていたマセ・ボノムとの関係は分かっていない。モリスは、この木版画はノストラダムスの出資で作成されたものであり、ノストラダムスが引き取ってデュ・ローヌに譲渡したという可能性を想定しているが、史料上の裏付けはない。なお、デュ・ローヌは、ジャン・スコンネル(Jean Sconners)という無名の占星術師の暦書を1559年に手がけたときにも、ノストラダムスを図案に用いた木版画を使ったようである。 1560年代半ばからは事業を引き継ぐ形で兄弟のアンブロワーズ・デュ・ローヌが、後には息子のエチエンヌ・デュ・ローヌがそれぞれ活動しているが、アントワーヌ自身の没年等についてはよく分かっていない。
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出版業者
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「ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1568年)」の記事における「出版業者」の解説
ブノワ・リゴーは、リヨンの大出版業者で、幅広く事業を手がけていた。多くの印刷工たちに実際の印刷作業を下請けさせており、1568年版のいくつかもそうした下請け業者の一人、ピエール・ルーサンが手がけたという説もある。 リゴーは『予言集』以外のノストラダムスの本も手がけており、1566年に『王太后への書簡』を、1572年に『化粧品とジャム論』の再版の一つを、それぞれ出版している。 前者の出版の折に、ノストラダムスとリゴーの間に面識が出来、それが1568年の『予言集』出版に結びついたと見る者もいる。また、その後20年間、ノストラダムスの『予言集』は一切版を重ねていないことから、リゴーに何らかの独占権が付与されていた可能性を指摘する者もいる。 他方、リゴーは手広い出版事業の中、ノストラダムスの便乗本も多く出版していた。そもそもリゴーが最初に出したノストラダムス本(1564年頃)自体が、ノストラダムス2世の著書であった。それ以降も、「ノストラダムスの一番弟子」、クレスパン・ノストラダムス、アンベール・ド・ビリー、ジャン・マリア・コロニ、コルモペードなど、偽者や模倣者の著書を非常に手広く出版している。
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