第4楽章 Prestissimo possibile
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 15:52 UTC 版)
「ピアノソナタ第3番 (シューマン)」の記事における「第4楽章 Prestissimo possibile」の解説
ヘ短調、4分の2拍子(初版は16分の6拍子)。この曲は全て短調楽章からなり(初版は全てヘ短調となり、調性的に対比を欠く)、結果重厚陰鬱な構成となっているが、この曲も短調で始まり、ラストになってようやく長調に転じる。指示通り、できるだけ速く、分散和音で鍵盤上を駆け回る。右手と左手が激しく対話し、その中から美しい旋律が浮かび上がる。最後を飾るにふさわしいきらびやかな音楽である。初版では、途中で拍子が16分の5拍子に変化する。
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