第3楽章 Il tempo largo
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 16:11 UTC 版)
「交響曲第4番 (シベリウス)」の記事における「第3楽章 Il tempo largo」の解説
嬰ハ短調、自由な形式だが、強いて言うなら長大な序奏を持つ三部形式と中間部に基づくコーダからなる。瞑想に富んだ楽章。主題の全容はなかなか明らかにされず、39小節目になってチェロがそれを演奏して初めてその姿が明らかとなる。曲は短いモチーフをモザイクのように組み合わせて主題を促したり変形したりして構築されている。その有機的なつながりは精妙を極め、聴く者を深い思索へと導く。
※この「第3楽章 Il tempo largo」の解説は、「交響曲第4番 (シベリウス)」の解説の一部です。
「第3楽章 Il tempo largo」を含む「交響曲第4番 (シベリウス)」の記事については、「交響曲第4番 (シベリウス)」の概要を参照ください。
- 第3楽章 Il tempo largoのページへのリンク