第2話 「子喰鬼縁起」 丁江 州夕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/29 08:56 UTC 版)
「作者不詳 ミステリ作家の読む本」の記事における「第2話 「子喰鬼縁起」 丁江 州夕」の解説
〈私〉は、妻と死別し、ひとり息子の朔次(さくじ)まで亡くした。〈私〉は、19年前の夏に起きた出来事のことを思い起こす。その年の朱雀神社の夏祭では、刃物を持った男に赤ん坊がさらわれ、また朱雀連山への登山口付近に立つ古木に雷が落ちた。さらに、「境内にある子喰鬼(こぐいおに)縁起碑に彫られた鬼が子どもを食べた」と、老婆が騒ぎ出した。こうした話を〈私〉は、一の鳥居がある目道(めみち)町の一の門の近くにある白狐荘(びゃっこそう)という旅館できいた。朱雀の地には、子喰鬼という化け物の伝承が伝わっている。〈私〉は妻と桝尾夫婦とともに、朱雀神社の参道を歩く。そこで、鑿をもった男が女性客に絡み、助けに入った桝尾が負傷する。そして、桝尾夫婦の赤ん坊がさらわれる。山鹿は、朱雀連山の霰(あられ)ヶ岳で屍体となって発見される。
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桝尾(ますお) 医師。朱雀の北の愛染(あいぜん)に実家がある。 古葉(こば) 農家の娘。 東谷(ひがしたに) 農家の娘。 辻浦(つじうら) 刑事。 山鹿(やまが) 建設会社社員。 藤森谷賢三(ふじもりや けんぞう) 民俗学者。
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