つじうら

デジタル大辞泉

つじ‐うら【^×辻^▽占】

読み方：つじうら

１ 黄楊(つげ)の櫛(くし)を持ち、道の辻に立って、最初に通る人の言葉を聞き吉凶を判断する占い。道占。道行き占。

２ 偶然出あった物事を手がかりとして吉凶を判断すること。「—がよい」

３ 吉凶を占う短い文句を記した紙。また、それを巻き煎餅(せんべい)などに挟み、取った時の吉凶の判断とすること。

世界宗教用語大事典

つじうら 【辻占】

道辻に立って通りがかりの人の言葉を聞いて吉凶を判ずる占い。道占とも。古代からあるというが、のちには道祖神や塞の神に祈るようになり、黄楊の櫛を持って辻に出、道祖神などを念じて、通る人が無意識に発する言葉を聞いて占った。黄楊は「告げ」にかけている。夕方に行うのを「ゆうけ」といい夕占とか夕卜と書く。さらには、花街などを、吉凶を書いた紙を巻き煎餅などにはさんで売り歩く辻占売りも現れた。

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辻占

姓	読み方
辻占	つじうら