第2蒸留所の稼働開始
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 08:51 UTC 版)
「ベンチャーウイスキー」の記事における「第2蒸留所の稼働開始」の解説
2018年4月、秩父蒸留所から400m離れた土地に新たな貯蔵庫付きの第2蒸留所を着工し、2019年7月に試験稼働、同年10月から本格稼働を開始した。第2蒸留所の秩父蒸留所からの変更点は、発酵槽を国産ミズナラ材からフレンチオーク材に変えたこと、ポットスチルを蒸気による間接式加熱から、難易度は高いが個性が生まれやすいガスによる直火式加熱に変えたことなどである。当初の第2蒸留所の1日当たり純アルコール換算生産量は800リットルと秩父蒸留所の160リットルの5倍であり、将来的に2シフト制にすることで10倍の1600リットルとし、5年後をめどに19年3月期比で倍の20億円の売り上げを目指している。また将来的に、秩父産の二条大麦を使用した原酒を秩父産のミズナラ樽で熟成させたオール秩父産のウイスキーを実現させたいとしている。
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