第12番「はるかなあしたから」
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「合唱のためのコンポジション」の記事における「第12番「はるかなあしたから」」の解説
1986年作曲。児童(女声)合唱と弦楽合奏(もしくはリダクションされた4手ピアノ)。詩は作曲者自身二¥の手によるもので、過去現在未来を通した「いのち」がテーマである。 作曲者はこの作品について「この12番では、ミサ曲を書きたいと思いました。特定のどんな宗教のためでもないミサ曲、つまり、あらゆる宗教を信ずるひとのため、そして宗教を信じないひとのためでもあるような、無宗教の、しかし宗教的なミサ曲を書きたいと思いました。」と述べている。 「海の章(プランクトン)」「魚の章(遡上する鮭)」「鯨の章」「ひとの章」「光の章(または時の章)」の全5楽章からなる。初演は1986年に古橋富士雄指揮、東京放送児童合唱団と東京メトロポリタン室内アンサンブルにより行われた。カワイ出版より出版されている。
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