第1楽章 "Peccata Mundi"
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/29 21:19 UTC 版)
「交響曲第2番 (ドラティ)」の記事における「第1楽章 "Peccata Mundi"」の解説
ソステヌート、アッサイ。不安と戦闘、そして降伏を象徴している。弦楽器が悲痛に歌い開始される。やがて、金管のどっしりとした行進曲となる。やがて、木管群が激しく動き回り、不安をあおる。全合奏による圧倒的な響き。しかし、突然静かになり、弦楽器のトレモロの上で木管に静かで優しい旋律が現れる。行進曲が戻って来て再び厚みを増し、不協和音の鳴り渡る頂点を境に下降音形が繰り返され、低弦と金管が静かに動き、ティンパニのロールが静かに響く。
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