第1曲:レンミンカイネンと島の乙女たち
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「レンミンカイネン組曲」の記事における「第1曲:レンミンカイネンと島の乙女たち」の解説
楽器編成:フルート2(うち1本はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、ティンパニ、大太鼓、トライアングル、シンバル、弦5-8部 演奏時間:16~18分 物語:『カレワラ』第11章に基づいている。レンミンカイネンは、島に住む名家の娘キュッリッキを見初め、求婚したいと思っていた。馬ぞりの名手であったレンミンカイネンが島に行って馬ぞりを走らすと、たちまち島の娘達の人気者になり、彼は島中の娘達と関係を持った。しかし「島の花」と謳われるキュッリッキだけは見向きもしなかった。ある夕方、キュッリッキが牧草地で娘達と踊っているところにレンミンカイネンはそりで突入し、キュッリッキをさらった。抵抗するキュッリッキをレンミンカイネンがなだめ、必死に口説くと、やがて彼女は妻となることを受け容れた。その時、お互いに一つずつ条件を出し合った。レンミンカイネンは戦いに出ないこと、キュッリッキは踊りの輪に加わらないこと。この条件を互いに了承し、レンミンカイネンはキュッリッキを母親の元に連れて行った。母親は喜びの歌を歌った。
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