第二次『卿雲歌』
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民国十年(1921年)3月31日公布され、同年7月1日から正式に中華民国北洋政府の国歌となった。蕭友梅作曲。歌詞は以下のようである。 卿雲爛兮、糺縵縵兮。日月光華、旦復旦兮。日月光華、旦復旦兮。 1926年、広東の中国国民党は孫中山が演説で使っていた『三民主義歌』を国歌として使い始めた。1928年国民政府が全国を統一した後、『卿雲歌』は正式に廃止された。 1935年、殷汝耕が通州にて成立させた冀東防共自治政府では、国歌を蕭友梅が作曲した『卿雲歌』に戻した。後に来た日本軍によって支えられた中華民国臨時政府(北京)と中華民国維新政府もまた1940年まで『卿雲歌』を国歌として使った。汪精衛政権が南京で成立後は『三民主義歌』に戻った。
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