第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)
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「ビブリア古書堂の事件手帖」の記事における「第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)」の解説
絶版文庫を買うため、大輔と栞子は古本業者による市場である古本交換会へ出向く。市場には、篠川智恵子と確執があったため栞子を毛嫌いしている「ヒトリ書房」の井上太一郎、栞子が子供の頃から付き合いのある「滝野ブックス」の滝野蓮杖も参加していた。大輔たちは滝野が出品していた絶版文庫に入札するが、僅差で井上に落札されてしまった。翌日、ビブリア古書堂へ滝野から、井上が落札した絶版文庫からロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』が盗まれていたと電話がかかってくる。そこに井上がやってきて、タイミング悪くカウンターに置かれた『たんぽぽ娘』を栞子が盗んだ自分のものだと決めつけてきた。大輔の弁明により井上は栞子を疑う考えを改めるが、栞子たちが真犯人を探し出すまでは証拠として預かると『たんぽぽ娘』を持ち去ってしまう。その晩2人で居酒屋に行き、栞子は大輔に短編でもあるので『たんぽぽ娘』を読むことを奨める。亡くなった父親も母親からもらった『たんぽぽ娘』を時々出しては見ていたと語る。翌日、滝野もやってきていた。栞子が手はずを整えていたため犯人は店を訪れてることになっていた。栞子は犯人を特定するに至った推理を明かし、事件は解決した。
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