笠間の菊まつり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 08:42 UTC 版)
10月中旬から11月末にかけて、笠間稲荷神社を中心に開催されている。 明治23年(1890年)以来、境内で「朝顔会(朝顔展示)」を開催していたが、これを明治41年(1908年)、当時の宮司が発展させ、農園部を設置し、菊花の展示を開始した。元は人々の心を和ませ、信仰を育むために始めたものという。大正2年(1913年)からは全国菊花品評会が、戦後の昭和23年(1948年)からは菊人形展がそれぞれ開催されるようになった。 近年は「笠間の菊まつり」として、笠間稲荷神社初詣と並び、80万人弱の観光入込客数を記録するイベントに発展した。開催期間中には、神事流鏑馬、奉納笠間示現流居合抜刀術、大和古流奉納式、舞楽祭等の神事が行われている。
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