笏と神社祭祀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 03:59 UTC 版)
今日では笏は神職が儀礼用として威儀を正す為に持つものとなっている。明治以降の神職服制では正装が衣冠とされ、同時に採物として木笏を持つことが規定された。女性神職の場合は、笏の代わりに扇を用いることもある。なお、一般の神社や宮中などの「持笏」は右手で笏を握る作法だが、出雲大社は両手で持つ伝統がある。また、出雲大社では、咄嗟の儀式で祓具が無い場合に、笏を「左右左」と振り、修祓を行う儀法を行う。
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