立憲政治を守る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:09 UTC 版)
立憲主義に基づいて行われる政治(立憲政治)を擁護する主張ないしは政治的立場のこと。詳細は用語の使用者などが主張する立憲政治の内容によって異なり、以下のような例がある。 議会の過半数を制した政党が政府を組織すべきだとして議会制民主主義の実現を訴える主張、政治的立場のこと。現在の日本では、首相指名選挙で衆議院議員の多数が投票した者が首相となって政府を構成する制度的保証(日本国憲法第67条)があるため、日本の政治状況に言及する場合であれば、大正時代の護憲運動やそれを推進した護憲三派など、過去についての記載で使用される用語である。 立憲政治を行うためには君主制を廃止する必要があるとする主張を前提として天皇制廃止を訴える立場のこと。天皇制廃止論者でなければ護憲派とはいえないと主張する論者もある。(天皇制廃止の手段として憲法の改正を主張する者は、ここで言う意味の護憲派であり、かつ改憲派でもあることになる。)
※この「立憲政治を守る」の解説は、「護憲」の解説の一部です。
「立憲政治を守る」を含む「護憲」の記事については、「護憲」の概要を参照ください。
- 立憲政治を守るのページへのリンク