立体交差の整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/02 09:35 UTC 版)
「グレート・イースタン本線」の記事における「立体交差の整備」の解説
1930年代までは、ロンドンまでやってきた列車線の列車がリバプール・ストリート駅の西側の長い方のホームを利用するには、同駅の入口で近郊列車と平面交差する必要があったが、これを解消するため、1930年代にイルフォード駅のすぐ西に列車線と電車線を入れ替える立体交差用の高架線路が作られた。 この新しい構造により、ストラトフォード駅ではセントラル線(1946年に開通)とのcross-platform interchange(同一ホームでの乗り換え?)が容易になった。イルフォード立体交差 (Ilford Flyover) には、そのどちらの側でも単線の連絡線が立体交差の脇を進み、急行線・緩行線の間を結ぶ。西行きの線路はマナー・パーク駅のすぐ西側まで伸びる。マナー・パーク駅の線路には5番目の短いホームが設けられているが、通常は使用されていない。東行きの線路はイルフォード駅まで伸び、同駅の5番目のホーム(頭端式ホーム)につながっており、限られた数の旅客列車が使用する。 また、サウスエンド・ヴィクトリア方面に向かう列車が列車線から電車線へ移る(転線する)ための立体交差を、Gidea Park Carriage Sidingsの郊外側に建設することもまた考えられていた。現在はその代わりに、シェンフィールドのロンドン側の分岐点で列車は移っている。
※この「立体交差の整備」の解説は、「グレート・イースタン本線」の解説の一部です。
「立体交差の整備」を含む「グレート・イースタン本線」の記事については、「グレート・イースタン本線」の概要を参照ください。
- 立体交差の整備のページへのリンク