空気の管の共鳴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 05:08 UTC 版)
空気の管の共鳴は、管の長さ、その形状、端が閉じているか開いているかと関連する。多くの楽器は「円錐形」または「円筒形」の管と似ている(ボア (管楽器)を参照されたい)。一方の端が閉じ、もう一方の端が開いたパイプは「閉管」と呼ばれ、両端が開いたパイプは「開管」と呼ばれる。現代のオーケストラ・フルートは開いた円筒管として振る舞う。クラリネットは閉じた円筒管、サクソフォーン、オーボエ、ファゴットは閉じた円錐管として振る舞う。対して、ほとんどの現代のリープリード楽器(金管楽器)はわずかにずれのある閉じた円錐管と音響学的に似ている(ペダルトーンも参照)。弦のように、理想的な円錐管または円筒管内で振動している気柱も、多少の違いはあるものの、倍音での共鳴を持つ。
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