空気の語の初出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 21:12 UTC 版)
今日使う意味での「空気」の語の初出は前野良沢(1723-1803)の『管蠡秘言』(かんれいひげん)(1777)である。そこには「空気の地球を包む者にして、その厚さ地平より上四十五度の分に及ぶ。これを空の体と号す」とあって、今日の空気をさしている。良沢は「空間を占める気」の意味で「空気」という言葉を使った。良沢は最初の蘭学者と呼べる人で、オランダの学問を知って「空気」と儒学等の「気」を区別するために「空気」という言葉を作った。
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