穴_(モノローグ集)とは? わかりやすく解説

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穴 (モノローグ集)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/13 00:36 UTC 版)

モノローグ集 穴』(モノローグしゅう あな)は、劇作家脚本家映画監督舞台演出家渋谷悠作の戯曲集である。

概要

女優モノローグ19篇、俳優モノローグ20篇を収録。 「書かないと消えそうなもの」をテーマに、39人の心の内側を描いている。モノローグとは演劇や映画などにおける一人芝居のことであり、この本に収録されているモノローグはそれぞれ、5分~10分で起承転結する。[1]渋谷悠によるモノローグ台本は全て「日本の演劇界・映画界にモノローグを広めたい」というビジョンのもと、渋谷に対する使用許可・上演料は不要としている。[2]

2022年夏に、モノローグ集第二弾となる『モノローグ集 ハザマ』の出版が予定されている。『モノローグ集 ハザマ』には、『穴』に収録されている作品と同様の5分〜10分で起承転結するモノローグ台本の他、SNSの動画投稿やオーディション時の宣材などとして使える2分程度のモノローグ台本も収録予定である。[3]

モノローグ集 穴
著者 渋谷悠
発行日 2018年11月5日
発行元 論創社
ジャンル 戯曲
日本
言語 日本語
ページ数 208
公式サイト https://www.shibu-shibu.com/monobook
コード ISBN 978-4-84-601757-6
ウィキポータル 文学
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収録作品

女優モノローグ19篇、俳優モノローグ20篇を収録。女優モノローグ・俳優モノローグと便宜上分けているが、『祈り』『プレゼンテーション』『ざらざら』『点繋ぎ』辺りは性別に関係なく演じられるとしている。[1]

対象が発話者の感情を刺激する人であるモノローグ、対象が発話者の話を引き出す人であるモノローグ(例:インタビュー)、対象がいるがその対象は反応しないモノローグ(例:お墓、手紙)、対象がいない独白や詩のようなモノローグなど、さまざまなタイプのモノローグ台本が収録されており、演技の訓練に役立てることができる。

下記、タイトル名の後に(★)がついている作品は、作者の渋谷悠が、モノローグ台本公開サイトで作品を無料公開している作品である。

下記、タイトル名の後に(☆)がついている作品は、作者の渋谷悠本人がYouTubeで朗読を公開している作品である。

女優モノローグ

  • 生命線…「自らの掌をカッターで傷つけ、生命線を延ばそうとする女」のモノローグ
  • 生まれ変わる
  • メデューサ
  • 好き(★)
  • アロマセラピー
  • 息子
  • インタビュー(★)
  • 勧誘
  • (★)
  • (★)
  • 作り話(★)
  • メリーゴラウンド(★)
  • 宇宙人
  • 最後の営業(★)
  • 離婚届(★)
  • 強制朗読事件(★)…「元彼の葬式で遺書を朗読させられる女」のモノローグ
  • 幸あれ
  • うん(★)
  • 祈り…「神に祈りを捧げるホームレスの女」のモノローグ

俳優モノローグ

外部リンク

脚注

  1. ^ a b モノローグ集『穴』”. yu-shibuya-home. 2021年4月26日閲覧。
  2. ^ モノローグ集『穴』使用許可について|Yu Shibuya|note”. note(ノート). 2021年4月26日閲覧。
  3. ^ https://twitter.com/yshibu97/status/1413456304211849216”. Twitter. 2021年7月11日閲覧。

「穴 (モノローグ集)」の例文・使い方・用例・文例

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