稲葉右二とは? わかりやすく解説

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稲葉右二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 08:38 UTC 版)

稲葉 右二
(いなば ゆうじ)
生誕 1928年8月13日
岡山県 津山市
死没 (2017-01-08) 2017年1月8日(88歳没)
東京都
国籍 日本
業績
専門分野 家畜伝染病
勤務先 農林省家畜衛生試験場
日本大学
岩手大学
受賞歴 日本獣医学会賞(1971年
農林大臣賞(1977年
科学技術庁長官賞1998年
日本農学賞(1999年
読売農学賞(1999年
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稲葉 右二(いなば ゆうじ、1928年8月13日 - 2017年1月8日)は、日本獣医師学位医学博士順天堂大学1961年)。元日本大学教授

畜産農家に恐れられていた牛の伝染病「牛流行熱」「イバラキ病」「アカバネ病」の原因がアルボウイルスであることを突き詰め、診断法やワクチンを開発した。家畜衛生試験場製剤研究部長、日本ウイルス学会理事、日本大学生物資源科学部教授、獣医師免許審議会委員などを歴任した。

研究

1971年、「牛の流行熱の研究」により日本獣医学会賞を受賞。1977年、「牛流行熱及び牛伝染性鼻気管炎の予防液の開発」により農林水産省職員功績者。1994年、「各種牛のウイルス病の防除技術の開発及び実用化に関する研究」により日本農業研究所賞を受賞。1998年、「牛伝染性鼻気管炎の診断及び予防技術の開発」により科学技術庁長官賞を受賞。1998年、「牛のアルボウイルス感染症に関する研究」により日本農学会賞、読売農学会賞を受賞。2000年、「牛のウイルス病の診断・予防法の確立」により獣医学奨励賞を受賞。

家族・親族

息子は紀行作家一級建築士稲葉なおと、甥はミュージシャンB'z稲葉浩志である。

略歴

主な賞歴

主な共著書

  • 『獣医感染症カラーアトラス』文永堂 2006年
  • 『監視伝染病診断指針』日本獣医師会 2002年

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