科目の歴史
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1993年に総合学科の構想が文部省から発表された。総合学科の内容を具体的に明らかにした1993年3月22日付の文部省通達(文初職第203号 平成5年3月22日 文部省初等中等教育局長通知『総合学科について』)で、教科「産業社会と人間」の内容が通達された。 通達によると、教科の設置形態は、当時の学習指導要領の「その他特に必要な教科に関する科目」として設置し、標準単位数は2-4単位とすることを明示した。また担当教員は「特定の教科に相当しないものにあっては免許状の教科を問わず指導するものとし、特別な知識・技術を必要とする内容の学習を行う場合には当該学習内容と関連の高い教科の免許状を有する者が中心となり、複数の教員によるティームティーチングによって指導する」(通達より)と明示した。授業内容については「職業と生活」「我が国の産業の発展と社会の変化」「進路と自己実現」の3つを柱にすることを明示した。
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