秋葉神社 (刈谷市)とは? わかりやすく解説

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秋葉神社 (刈谷市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/23 05:29 UTC 版)

秋葉神社
所在地 愛知県刈谷市銀座2丁目100
位置 北緯34度59分14.0秒 東経136度59分33.8秒 / 北緯34.987222度 東経136.992722度 / 34.987222; 136.992722 (秋葉神社 (刈谷市))座標: 北緯34度59分14.0秒 東経136度59分33.8秒 / 北緯34.987222度 東経136.992722度 / 34.987222; 136.992722 (秋葉神社 (刈谷市))
主祭神 迦具土神
例祭 万燈祭り
地図
秋葉神社
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万燈祭り
鳥居と境内

秋葉神社(あきばじんじゃ)は、愛知県刈谷市銀座2丁目100にある神社松秀寺の境内にある。祭礼として万燈祭りを開催している。

祭神

歴史

この地は刈谷城の北東に位置する[1]宝暦4年(1754年)5月17日には、末町の太郎治など刈谷城下の6町の有志の発起により[1]、松秀寺境内に秋葉堂を建立する提案がなされた[2]。他の若者もこれに加わり、毎月6度ずつ念仏講に廻って寄進を受けた[1]。宝暦6年(1756年)6月18日には遠江国秋葉山本宮秋葉神社(現在の静岡県浜松市天竜区春野町)から、秋葉三尺坊大権現を歓請[2]、秋葉宮とも呼んでいる[1]。拝殿前の石段の下には、宝暦6年の銘がある石灯籠が一対ある[1]

宝暦9年(1759年)には拝殿を建立する発議がなされ、宝暦12年(1762年)に拝殿が完成した[2]。当初の秋葉堂では幟・堤燈・神楽を奉納する祭礼が行われていたが、安永7年(1778年)6月からは「万灯」が登場するようになり、これが今日の万灯祭りの起源である[2][1]天明元年(1781年)以後には「万灯」が町中に繰り出すようになった[1]

明治時代の神仏分離の過程で、秋葉社は松秀寺から独立して秋葉神社となり、新たに迦具土神(かぐつちのかみ)を祀った[1]。秋葉神社は刈谷市司町に鎮座する市原稲荷神社による7社の兼務社のひとつである[3]1959年昭和34年)9月の伊勢湾台風によって秋葉神社の社殿は倒壊したが、1983年(昭和58年)に再建された[3]1958年(昭和33年)3月25日には万灯祭りが刈谷市の無形民俗文化財に指定され、2000年平成12年)には万灯祭りが愛知県の無形民俗文化財に指定された[2]。社格は旧無格社である[3]

現地情報

所在地
交通アクセス

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『日本歴史地名大系 23 愛知県の地名』平凡社、1981年
  2. ^ a b c d e 刈谷万燈祭について 刈谷万燈保存会
  3. ^ a b c 刈谷の神社巡り: 秋葉社 市原稲荷神社

外部リンク




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