秋田北港駅とは? わかりやすく解説

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秋田北港駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 14:09 UTC 版)

秋田北港駅
国土地理院による航空写真(1975年9月)
あきたきたこう
中島埠頭 (2.0 km)
所在地 秋田県秋田市飯島古道下川端
所属事業者 秋田臨海鉄道
所属路線 秋田臨海鉄道線(北線)
キロ程 2.5 km(秋田港起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1971年昭和46年)10月1日
廃止年月日 2021年令和3年)4月1日*
備考 貨物専用駅
路線廃止に伴う廃駅
* 2015年平成27年)7月1日より休止
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秋田北港駅(あきたきたこうえき)は、秋田県秋田市飯島古道下川端にあった秋田臨海鉄道線(北線)の貨物駅廃駅)である。

概要

専用線発着車扱貨物の取扱駅。専用線は終端部の手前で工場内へ分岐し、秋田臨海鉄道線自体は秋田精錬飯島精錬所正門前で唐突に終わっていた。

駅北側にある秋田製錬飯島製錬所への専用線が接続する。1999年平成11年)10月より専用線を介して製錬所へ輸送される濃硫酸が駅に到着していた。濃硫酸は小坂製錬小坂製錬所で生産され、隣接する小坂製錬小坂線小坂駅から鉄道輸送され当駅に到着したあと、飯島製錬所内の硫酸貯蔵タンクを経由し海上輸送されていたが、2008年(平成19年)3月に廃止された。また、1999年(平成11年)以前は男鹿線船川港駅を経由し行われていた。

濃硫酸の発送も行っていた時期があり、酒田港駅中条駅へ輸送されていたが、2007年(平成18年)3月までに終了している。

また、かつては製錬所の川を挟んで南側にある宇部三菱セメント秋田サービスステーションへ続くごく短い専用線も存在し、セメントの発着があった。

歴史

駅周辺

1985年時の常備貨車

「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年

隣の駅

秋田臨海鉄道
秋田臨海鉄道線(北線)
中島埠頭駅 - 秋田北港駅

脚注

  1. ^ 会社のあゆみ”. 秋田臨海鉄道. 2020年6月25日閲覧。

関連項目




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