私の愛するテーマとは? わかりやすく解説

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私の愛するテーマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/12 16:11 UTC 版)

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私の愛するテーマ
Mon cher sujet
監督 アンヌ=マリー・ミエヴィル
脚本 アンヌ=マリー・ミエヴィル
製作総指揮 ルート・ヴァルトブルゲール
音楽

レオ・フェレ


グスタフ・マーラー
フランツ・シューベルト
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
クリストフ・ヴィリバルト・グルック
ガブリエル・フォーレ
撮影 ジャン=ポール・ロザ・ダ・コスタ
ジャン=ベルナール・ムヌー
編集 アンヌ=マリー・ミエヴィル
製作会社 JLGフィルム
フランス国立映画センター(CNC
ラ・サンク
レ・フィルム・デュ・ジュディ
ラジオ・テレヴィジオン・スイス・ロマンド
ザナドゥ・フィルム
スイス連邦内務省(DFI
配給 レ・フィルム・デュ・ローザンジュ
シネマドゥシネマ
公開 1989年1月11日
1990年3月31日
上映時間 96分
製作国 フランス
スイス
言語 フランス語
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私の愛するテーマ』(原題:Mon cher sujet)は、1988年(昭和63年)製作・公開、アンヌ=マリー・ミエヴィル監督によるフランススイス合作の長篇劇映画である。

略歴・概要

フランス・ヌーヴェルヴァーグの映画作家ジャン=リュック・ゴダールの公私にわたるパートナーとして、1975年(昭和50年)製作のゴダール監督の『パート2』の脚本執筆、主役としての出演以降、共同監督作をつぎつぎに発表、ソニマージュ(当時はJLGフィルム、現在のペリフェリア)代表としてゴダールのハウスプロダクションを経営するアンヌ=マリー・ミエヴィルによる、単独監督としての長編劇映画デビュー作が本作なのである。

1988年(昭和63年)5月18日、第41回カンヌ国際映画祭に出品・上映され、「若い映画賞」を受賞する。同年9月10日には、カナダトロント国際映画祭でも上映された。

日本では、シネマドゥシネマが配給し、1990年(平成2年)3月31日に公開された。日本公開当時のキャッチコピーは「サガンのように、デュラスのようにも。」[1]というもので、フランスを代表する女性の文学者であるフランソワーズ・サガンマルグリット・デュラスの名を全面にコピーに織り込んだものであった。DVDは日本では未発売である。

本作のタイトル「MON CHER SUJET」というフレーズは、ゴダールがその後、『演出家たちの日記 - ゴダール篇』(2008年)ほか、数度字幕に引用している。

スタッフ・作品データ

キャスト

  • ガエル・ル・ロワ - アンジェール
  • アニー・ロマン - アニエス
  • エレーヌ・ルーセル - オディル
  • イヴ・ネフ - カルロ
  • ベルナール・ヴォランジェ - フランソワ
  • ハンス・ツィシュラー - ハンス
  • マルク・ダルノー - オーギュスト
  • ダヴィド・キュイニエ - 生後6か月の幼児のルイ
  • ミシェル・ギュムネール - 5歳のときのルイ
  • アンヌ・ミシェル - ヴァリエテ歌手
  • ジョナタン・ケール - 作曲家
  • ミシェル・フェレール - 教授
  • カトリーヌ・クルノー - ピアニスト
  • ピエール=アンドレ・サンド - 商店主
  • クリスチャン・ミュジテリ - 超音波検査医
  • ロランス・ロシェ - アニエスの友人
  • ヴィオレーヌ・バレー - 田舎の女
  • ロラン・サシ - 主任司祭
  • ナタリー・ペルレー - 社会扶助員
  • ロラン・アムステュツ - 田舎の男

ストーリー

20歳のアンジェール(ガエル・ル・ロワ)、40歳のその母アニエス(アニー・ロマン)、60歳の祖母オディール(エレーヌ・ルーセル)は、それぞれがそれぞれの人生を生きている。

サキソフォン奏者カルロ(イヴ・ネフ)とすでに結婚しているアンジェールは、オペラ歌手を目指している。暮らしは楽ではなく、不安も多く、自信もない。アンジェールは妊娠し、堕胎する。

離婚後、翻訳家としてひとりで生計を立てているアニエスには、フランソワ(ベルナール・ヴォランジェ)とハンス(ハンス・ジッヒラー)という2人の恋人がいる。アンジェールは母の自由をうらやむ。

夫のオーギュスト(マルク・ダルノー)が亡くなり、オディールもひとりで生きている。やがてアンジェールが出産する。4代目の子の誕生である。

関連事項

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  1. ^ allcinema ONLINEサイト内の「私の愛するテーマ」の項の記述を参照。

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