礫器とは? わかりやすく解説

れっ‐き〔レキ‐〕【×礫器】

読み方:れっき

打製石器一種表面なめらかな川原石周囲あるいは一部打ち欠いて刃としたもの


礫器

読み方:レッキ(rekki)

前期旧石器時代代表的石器の一。


礫器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 18:34 UTC 版)

礫器(䃯器、れっき、れきき)とは、大きめの、円礫や角礫を素材にしてつくった石器前期旧石器時代の自然石を打ち欠いただけの原初的な石器で、原人段階からの使用が確認されている。オルドヴァイ文化の中で初めて出現する。剥片をはぎとったあとの中心部(石核)を用いた。打ち欠いて片側に刃を作ったのがチョッパー、両面を交互に打ち欠きジグザグの刃をつけたものがチョピング・トゥールとよばれる[1]


  1. ^ 梶原洋「礫器」の項(江坂輝彌芹沢長介坂詰秀一編 『新日本考古学小辞典』 ニュー・サイエンス社 2005年 p.428)


「礫器」の続きの解説一覧

礫器 (pebble tool)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 14:45 UTC 版)

石器」の記事における「礫器 (pebble tool)」の解説

最も原始的な石器一つである。

※この「礫器 (pebble tool)」の解説は、「石器」の解説の一部です。
「礫器 (pebble tool)」を含む「石器」の記事については、「石器」の概要を参照ください。

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礫器

出典:『Wiktionary』 (2021/08/20 14:18 UTC 版)

名詞

れっき、れきき)

  1. 礫の周囲打ち欠いて作っ石器

発音(?)

れ↗っき
れ↗き↘き


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