磯貝碧蹄館とは? わかりやすく解説

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磯貝碧蹄館

磯貝碧蹄館の俳句

人肉を喰ふ雲の出づ潮干潟
天へ向く千枚通し鳥渡る
暦日の心音個個に桃の花
王と浮塵子へ軽重ひかりは楽伴ふ
現在も稚拙な愛なり氷菓を木の匙に
神曲踊る鬼の麤皮西日脱ぐ
首に一本幣刺し前世の瀧明り
 

磯貝碧蹄館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 02:10 UTC 版)

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磯貝 碧蹄館(いそがい へきていかん、1924年3月19日 - 2013年3月24日[1])は、俳人書家

東京出身。本名は甚吉。豊南商業学校(現・豊南高等学校)中退。川柳、自由律俳句を経て、1954年中村草田男に師事。1960年『与へられたる現在に』で角川俳句賞受賞。1966年『握手』で俳人協会賞受賞。1974年俳誌「握手」を創刊し主宰する。2004年句集『馬頭琴』により第5回雪梁舎俳句大賞特別賞受賞。書を金子鷗亭に学び、創玄展審査員を務めた。2013年3月24日、肺癌のため死去[2]。89歳没。

著書

  • 句集『握手』遊墨舎 1966
  • 『俳句の基礎知識 技法と鑑賞』雄山閣出版 1980 カルチャーブックス
  • 『磯貝碧蹄館集 自註現代俳句シリーズ』俳人協会1981
  • 『俳句の心・実践的作句教室』雄山閣出版 1983 カルチャーブックス
  • 句集『花粉童子』角川書店 1986 現代俳句叢書
  • 句集『道化』角川書店 1993
  • 『秀句誕生の鍵』雄山閣出版 1995
  • 『俳句上達の10章』雄山閣出版 1995
  • 句集『絶海』朝日新聞社 1998
  • 『四季の俳句 秀句を書く』編著 雄山閣出版 1999
  • 句集『眼奥』角川書店 2001
  • 句集『馬頭琴』ふらんす堂 2003
  • 句集『未哭微笑』文學の森 2007

参考

  1. ^ 俳人の磯貝碧蹄館さん死去 朝日新聞 2013年3月24日
  2. ^ 磯貝碧蹄館氏が死去 俳人”. 日本経済新聞 (2013年3月25日). 2020年10月29日閲覧。

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