磁場の効果
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ジョセフソン効果の特徴として、磁場に敏感なことが挙げられる。接合面に水平に磁場をかけたとき、ジョセフソン電流は次の形に書くことができる。 I = I c sin φ ( t , 0 ) sin ( π Φ / Φ 0 ) π Φ / Φ 0 {\displaystyle I=I_{c}\sin \varphi (t,0){\frac {\sin \left(\pi \Phi /\Phi _{0}\right)}{\pi \Phi /\Phi _{0}}}} ここで φ(t,0) は接合の中心における位相差、Φ は接合を横切る磁束、Φ0 は磁束量子である。これから、最大ジョセフソン電流は次のように磁束によって変調されることがわかる。 I m a x = I c | sin ( π Φ / Φ 0 ) π Φ / Φ 0 | {\displaystyle I_{\mathrm {max} }=I_{c}\left|{\frac {\sin \left(\pi \Phi /\Phi _{0}\right)}{\pi \Phi /\Phi _{0}}}\right|} 上式は、光学とのアナロジーからしばしばフラウンホーファーパターンあるいは干渉パターンと呼ばれる。このようにジョセフソン電流は磁束量子(約 2.07×10−15 Wb)オーダーの磁束に敏感に反応することから、超伝導量子干渉計のような磁束計としての応用が可能である。
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磁場の効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 14:40 UTC 版)
詳細は「en:Peierls substitution」を参照 弱い磁場の状況で、ホッピング積分t(hopping)が位相係数でタイミングがとられます。
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