硬X線望遠鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/09 07:14 UTC 版)
硬X線望遠鏡 (HXT) は、14-23 keV、23-33 keV、33-53 keV、53-93 keVの4つのエネルギー帯のX線を観測する望遠鏡である。検出には64個の「すだれコリメーター」を使い、64個のフーリエ成分として観測したデータを地上のコンピューターで合成して像を得る「フーリエ合成型望遠鏡」である。空間分解能5秒角、時間分解能0.5秒と、第21太陽活動極大期に運用された太陽観測衛星であるソーラーマックス、ひのとりにくらべ格段に性能を向上させている。主な観測対象は太陽フレアから生じる高エネルギー電子、超高温プラズマである。
※この「硬X線望遠鏡」の解説は、「ようこう」の解説の一部です。
「硬X線望遠鏡」を含む「ようこう」の記事については、「ようこう」の概要を参照ください。
- 硬X線望遠鏡のページへのリンク