硬口蓋癌
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硬口蓋癌(こうこうがいがん)とは、口腔癌の一つで、硬口蓋部に発生する腫瘍。日本では発生は少なく[1]、日本頭頸部癌学会の2002年の集計で口腔癌全体の3.1%[2]、アメリカ合衆国では8.9%と報告されている[3]。他の口腔癌と異なり、腺系腫瘍の割合が高く、扁平上皮癌とほぼ同程度の割合である[1]。
- ^ a b 浦出雅裕「7章 口腔腫瘍 3.癌腫」『口腔外科学』監修 宮崎正 編集 松矢篤三・白砂兼光、医歯薬出版、東京都文京区、2000年4月15日、第2版、287頁。ISBN 4-263-45469-3。
- ^ 「第2章疫学 CQ2-2 わが国における口腔癌の好発部位はどこか?」『科学的根拠に基づく口腔癌診療ガイドライン2009年度版』日本口腔腫瘍学会口腔癌治療ガイドライン作成ワーキンググループ 日本口腔外科学会口腔癌ガイドライン策定委員会 合同委員会、金原出版、2009年1月30日、初版、23-24頁。ISBN 978-4-307-45009-6。2011年3月27日閲覧。
- ^ SO Krolls, S Hoffman (1976). “Squamous cell carcinoma of the oral soft tissues: a statistical analysis of 14,253 cases by age, sex, and race of patients”. JADA (アメリカ歯科医師会) 92 (3): 571-574. ISSN 0002-8177.
- ^ a b 覚道健治「V.顎口腔領域の腫瘍および類似疾患 5.非歯原性悪性腫瘍」『口腔外科の疾患と治療』栗田賢一・覚道健治・小林馨、永末書店、京都市上京区、1998年11月23日、初版、168頁。ISBN 4-8160-1071-8。
- ^ 「第3章診断 II.画像診断」『科学的根拠に基づく口腔癌診療ガイドライン2009年度版』日本口腔腫瘍学会口腔癌治療ガイドライン作成ワーキンググループ 日本口腔外科学会口腔癌ガイドライン策定委員会 合同委員会、金原出版、2009年1月30日、初版、31-33頁。ISBN 978-4-307-45009-6。2011年3月27日閲覧。
- 1 硬口蓋癌とは
- 2 硬口蓋癌の概要
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