石原登とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 石原登の意味・解説 

石原登

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 14:42 UTC 版)

石原登

石原 登(いしはら のぼる、1913年大正2年)10月6日[1] - 2011年平成23年)7月9日)は、日本の政治家衆議院議員(3期)。

経歴

鹿児島県薩摩郡里村[2][3](現薩摩川内市)で、石原善之助の五男として生まれた[2]1930年熊本逓信講習所卒[4]。1937年(昭和12年)中央大学経済科を卒業[2][3]。日本特殊鋼管(のち八幡鋼管)創立委員となり、同総務課長、同企画課長を歴任した[2]

戦後の1946年第22回衆議院議員総選挙において鹿児島県から諸派(民権同志会)から立候補して初当選する[5]。当選後は協同民主倶楽部に入る[6](その後は協同民主党[7]から無所属倶楽部[8])。翌年の第23回衆議院議員総選挙では鹿児島2区から立候補して再選[9]。再選後は第一議員倶楽部を経て、日本自由党に入った[10]1949年第24回衆議院議員総選挙において民主自由党から立候補して再選した[11]1952年第25回衆議院議員総選挙で落選[12]してから日本民主党自由民主党などから立候補したが落選続きで、1967年第31回衆議院議員総選挙で落選[13]以後、立候補しなかった。

2011年7月9日、咽頭がんのため、死去した[14]。97歳没。死没日をもって正五位に叙され、旭日中綬章を追贈された[15]

国政選挙歴

脚注

  1. ^ 衆議院『第九十回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1946年、34頁。
  2. ^ a b c d 『人事興信録 第15版 上』イ54頁。
  3. ^ a b 『郷土人系 上』193頁。
  4. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』66頁。
  5. ^ a b 『衆議院議員総選挙一覧 第22回』1741頁。
  6. ^ 『議会制度百年史 院内会派編衆議院の部』516頁。
  7. ^ 『議会制度百年史 院内会派編衆議院の部』523頁。
  8. ^ 『議会制度百年史 院内会派編衆議院の部』536頁。
  9. ^ a b 『衆議院議員総選挙一覧 第23回』603頁。
  10. ^ 『議会制度百年史 院内会派編衆議院の部』559頁。
  11. ^ a b 『国政選挙総覧 1947-2016』385頁。
  12. ^ a b c 『国政選挙総覧 1947-2016』386頁。
  13. ^ a b c 『国政選挙総覧 1947-2016』388頁。
  14. ^ “【訃報】石原登氏(元自由党衆院議員)”. 産経新聞. (2011年7月14日). オリジナルの2011年7月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110714203501/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110714/plc11071421170023-n1.htm 2023年9月20日閲覧。 
  15. ^ 『官報』第5618号10-11頁 平成23年8月15日号
  16. ^ a b c 『国政選挙総覧 1947-2016』387頁。

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第15版 上』人事興信所、1948年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第22回』衆議院事務局、1950年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第23回』衆議院事務局、1948年。
  • 南日本新聞社編『郷土人系 上』春苑堂書店、1969年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 院内会派編衆議院の部』大蔵省印刷局、1990年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『国政選挙総覧:1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。
議会
先代
新設
衆議院郵政委員長 次代
池田正之輔



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「石原登」の関連用語

石原登のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



石原登のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの石原登 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS