石井英之助 (農林官僚)とは? わかりやすく解説

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石井英之助 (農林官僚)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 15:41 UTC 版)

石井 英之助(いしい えいのすけ、1900年明治33年)1月16日[1] - 1974年昭和49年)3月7日[2])は、日本の農林官僚。官選群馬県知事

経歴

東京府出身。石井万次郎の長男として生まれる[3]東京府立一中[要出典]第二高等学校を卒業。1923年東京帝国大学経済学部を卒業。同年12月、文官高等試験行政科試験に合格。 農商務省に入省し山林局に配属された[4]

以後、畜産局畜政課長、同馬事課長、馬政局競馬監査課長、同肥料課長、大臣官房文書課長、蚕糸局長、農政局長、東亜農業研究所理事などを歴任[3]

1944年2月、群馬県知事に就任。戦時下の対応に尽力。1945年4月に知事を退任[3]。食糧管理局長官に就任し、同年8月まで在任[5]。同年に退官し、その後、公職追放となった[4]

その後、全国販売農協連合会長、米価審議会委員、日本農業研究所理事長、国際食糧農業協会長などを務めた[2]

脚注

  1. ^ 『人事興信録 第25版 上』(人事興信所、1969年)い186頁
  2. ^ a b 『朝日新聞』(東京本社発行)1974年3月7日夕刊、11面の訃報より。
  3. ^ a b c 『新編日本の歴代知事』299頁。
  4. ^ a b 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』239頁。
  5. ^ 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』117頁。

参考文献

  • 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。



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