真教寺 (杉並区)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/23 13:32 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動真教寺 | |
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所在地 | 東京都杉並区永福1-7-79 |
山号 | 柳水山 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 文禄3年(1594年) |
開山 | 真了法師 |
法人番号 |
4011305000317 ![]() |
真教寺(しんきょうじ)は、東京都杉並区にある浄土真宗本願寺派の寺院。
概要
1594年(文禄3年)、真了法師によって開山された。元々は江戸麻布宮村(現・東京都港区元麻布)に位置していた[1]。
同宗派の西本願寺が浜町御坊(後の築地本願寺)を建立すると、浜町御坊の寺中に入った。その後昭和初期までは、築地本願寺とともに歴史を歩んだ[2]。
1923年(大正12年)の関東大震災で焼失し、1928年(昭和3年)に築地本願寺から分かれて現在地に移転した、その後も1945年(昭和20年)の空襲で罹災している[2][1]。
仏像等
本尊の阿弥陀如来は、1630年(寛永7年)に西本願寺から贈られたものである[2]。
他にも、親鸞自作の自身の像、妻の玉日の像、義父の九条兼実の像が安置されている。当初は月輪寺にあったものだが、本願寺坊官下間家に渡り、その後明治時代に下間家と親交のあった那須家に譲り、1935年(昭和10年)頃に那須家より当寺に奉納されたものである[1][2]。
交通アクセス
- 下高井戸駅より徒歩7分。
脚注
参考文献
- 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年
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