目的と特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 19:57 UTC 版)
自動ランデブー・ドッキング技術実験、宇宙用ロボット技術及びシステム技術の実験、軌道上の原子状酸素の分布状態のモニタ、宇宙データシステム諮問委員会(CCSDS)勧告に基づく宇宙用データ伝送システムの開発、データ中継衛星を利用した複数衛星の同時運用技術の習得を目的としていた。きく7号ではこれらの様々な実験を地上施設からこだまを介して行うことができ、これは日本のみならず世界的にも最高峰の技術であった。この実験の成果が、後に宇宙ステーション補給機の無人ランデブー技術に活用された。 2011年9月28日に、地上からの衛星搭載ロボットアーム遠隔制御実験の成果により、アメリカ航空宇宙学会(AIAA)による「2011 AIAA Space Automation and Robotics Award」をきぼうと共に受賞している。
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